• 発電用の主燃料である副生ガス（高炉ガス・混合ガス・コークス炉ガス等）は硫黄分や窒素分ばいじんが極めて少ないクリーンな燃料で、近接するJFEスチール株式会社から供給を受けています。
• 混焼用の天然ガスまたは低硫黄重油、石炭は、補助燃料として使用します。
• ガス・ガスヒーターの設置やタービンの高効率化等、さまざまな効率向上対策を施し燃料の節約に努めています。

• クリーンな副生ガスを主燃料にして発電し、補助燃料の天然ガスはクリーンな上、重油についても混焼割合が低いため排煙中の硫黄酸化物、窒素酸化物およびばいじん等の排出量は極めて少なく、さらに高煙突により環境保全に努めています。
• 発電所で使用した水は、排水処理装置でクリーンな水にして排水します。

JFEスチール株式会社からの副生ガス（高炉ガス・混合ガス）を圧縮・燃焼させ、発生する高温ガスでガスタービンを動かし、さらにガスタービンから排出される高温の排ガスを排熱回収ボイラーに導き、蒸気を発生させ、蒸気タービンを動かします。ガスタービンと蒸気タービンでひとつの発電機を回転させて発電しますが、電気出力の割合はガスタービンが60％、蒸気タービンが40％です。

重油を使わないことと、主燃料である製鉄所副生ガスを最大限活用し、排煙脱硝装置および電気集じん装置の設備により、窒素酸化物とばいじんの発生量を低く抑え環境にやさしい設備としています。

高効率のガスタービンとその排熱を利用した蒸気タービンを組み合わせることにより熱効率を高めています。

熱効率
（設計値）

• 新1号機 … 約46％
• 新2号機 … 約48％
• BTG機 … 約39％